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第1話 第2話 サブタイトル:ウルトラセブン 姿なき挑戦者 クール星人 ウィンダム ウィンダム/プレミアムED 収録:ウルトラ怪獣名鑑ウルトラセブン編4 CONPLETE SPECIAL ウルトラ怪獣名鑑ウルトラセブン編1 ウルトラ怪獣名鑑プレミアムエディション 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第1話(製作No.5)1967年10月1日放映 ●登場宇宙人・怪獣:宇宙狩人クール星人 カプセル怪獣ウィンダム ●クール星人(ウルトラセブン編4) 人間を無差別に誘拐、人質にしたクール星人が、ウルトラ警備隊作戦室のモニターにその姿を現し、地球防衛軍に降伏を迫るシーンの再現だ。「人間なんて、我々から見れば昆虫のようなものだ!」というセリフで有名なシーン、劇中では2つのモニターに同時に映っているので、ダブってしまった方は2個並べて再現してみては? 人類を昆虫呼ばわりするクール星人のデザインモチーフはダニだが、虫の腹部を頭部に置き換えるというシンプルなアイディアで異形の知性体を表現した成田亨氏のデザインセンスは素晴らしいの一言。しかし脚になる部分が全くないため、当時から商品化に恵まれないキャラクターでもあった。今回、これまたシンプルだが効果的なアイディアでの立体化が果たされたわけだ。なお当然ながら、このカットは実際には合成で表現されたもので、このジオラマのような仕掛けで撮影されていたわけではないので念のため。 Text by Mizuki Eguchi ●ウィンダム(ウルトラセブン編1・プレミアムエディション) 企画時からセブンの相手は侵略者=星人が多いという事で、怪獣の出番を作る為に、前座で戦える怪獣が欲しい、モロボシ・ダンに持たせよう、というのがカプセル怪獣の始まりですね。ウィンダムはロボットっぽいイメージで作った怪獣でしたね。 ウルトラセブン監督/満田かずほ氏 補足 ●別角度画像 2次元絵を立体化した美少女フィギュアなどでは、よく角度限定なんて言葉が使われますが、まさしくこれは。 ● ● 第1話 第2話 サブタイトル:ウルトラセブン
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フュージョンファイト1弾 カードリスト 全56種 カードNo. レアリティ カード名 属性 成長 攻撃 速さ 体力 必殺 必殺技 パートナー 備考 1-001 UR ウルトラマン 光 〇 5 5 6 6 スペシウム光線 ウルトラマンティガ 1-002 UR ウルトラマンジャック 盾 〇 5 6 6 5 ウルトラスパーク ウルトラマンゼロ 1-003 UR ウルトラマンタロウ 火 〇 5 5 9 5 ストリウム光線 ウルトラマンメビウス 1-004 UR ウルトラマンティガ 古 〇 5 5 6 6 ゼペリオン光線 ウルトラマン 1-005 OR ウルトラマンティガ スカイタイプ 速 〇 5 7 4 4 ランバルト光弾 ウルトラマンマックス 1-006 OR ウルトラマンガイア(V2) 土 〇 4 5 8 5 フォトンエッジ ウルトラマンビクトリー 1-007 OR ウルトラマンコスモス 癒 〇 6 6 5 3 フルムーンレクト ウルトラマンエックス 1-008 OR ウルトラマンマックス 速 〇 4 7 5 4 マクシウムカノン ウルトラマンティガ スカイタイプ 1-009 UR ウルトラマンメビウス 剣 〇 5 6 6 5 メビュームシュート ウルトラマンタロウ 1-010 UR ウルトラマンゼロ 斬 〇 5 5 6 6 ワイドゼロショット ウルトラマンジャック 1-011 OR ウルトラマンギンガ 光 〇 4 6 4 6 ギンガサンダーボルト ウルトラマンエックス 1-012 OR ウルトラマンビクトリー 土 〇 5 6 4 5 ビクトリウムシュート ウルトラマンガイア(V2) 1-013 OR ウルトラマンエックス 鎧 〇 5 5 5 5 ザナディウム光線 ウルトラマンコスモス 1-014 OR マガバッサー 風 〇 3 8 5 4 マガ嵐 1-015 OR マガグランドキング 土 〇 7 3 8 4 マガ穿孔 1-016 OR アントラー 土 〇 4 5 5 6 メテオクライシス 1-017 OR ゴモラ 土 〇 5 4 8 5 超振動波 1-018 OR メフィラス星人 闇 〇 4 5 4 7 ペアハンド光線 1-019 OR ゼットン 光 〇 5 4 5 6 一兆度の火球 1-020 OR ゴルザ 土 〇 4 4 8 6 超音波光線 1-021 R ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン 煌 5 3 5 5 スぺリオン光線 1-022 R ウルトラマンオーブ バーンマイト 炎 3 3 7 6 ストビュームダイナマイト 1-023 R ウルトラマンオーブ ハリケーンスラッシュ 槍 3 7 4 4 オーブスラッガーショット 1-024 R ウルトラマン 光 4 4 5 5 ウルトラスラッシュ ウルトラマンティガ 1-025 R ウルトラマンジャック 盾 4 5 5 4 流星キック ウルトラマンゼロ 1-026 R ウルトラマンタロウ 火 4 4 7 4 ウルトラダイナマイト ウルトラマンメビウス 1-027 R ウルトラマンティガ 古 4 4 5 5 ティガスライサー ウルトラマン 1-028 N ウルトラマンティガ スカイタイプ 速 4 6 3 3 ティガフリーザー ウルトラマンマックス 1-029 N ウルトラマンガイア(V2) 土 3 4 6 4 ティガフリーザー ウルトラマンビクトリー 1-030 N ウルトラマンコスモス 癒 4 5 4 3 ルナエキストラクト ウルトラマンマックス 1-031 N ウルトラマンマックス 速 3 6 4 3 マクシウムソード ウルトラマンティガ スカイタイプ 1-032 R ウルトラマンメビウス 剣 4 5 5 4 メビュームブレード ウルトラマンタロウ 1-033 R ウルトラマンゼロ 斬 4 4 5 5 ゼロツインシュート ウルトラマンジャック 1-034 N ウルトラマンギンガ 光 4 3 4 5 ギンガクロスシュート ウルトラマンエックス 1-035 N ウルトラマンビクトリー 土 4 5 3 4 EXレッドキングナックル(マグマショック) ウルトラマンガイア(V2) 1-036 R ウルトラマンエックス 鎧 4 4 5 5 アタッカーX ウルトラマンコスモス 1-037 R マガバッサー 風 3 7 5 3 マガ嵐 1-038 R マガグランドキング 土 6 3 7 3 マガ穿孔 1-039 N バルタン星人 風 3 6 3 4 白色破壊光線 1-040 N アントラー 土 3 4 4 5 ライジングシザース 1-041 N ゴモラ 土 4 3 6 4 尻尾攻撃連打 1-042 N メフィラス星人 闇 3 4 3 6 グリップビーム 1-043 N ゼットン 光 4 3 4 5 テレポートアタック 1-044 N ベムスター 風 5 4 4 3 べムスタービーム 1-045 N ナックル星人 闇 5 5 3 3 アサシンパンチ 1-046 N バードン 火 5 4 3 4 ボルヤニックファイア 1-047 N ゴルザ 土 3 3 6 5 ソニックヘッドバット 1-048 N メルバ 風 4 6 4 2 メルバニックレイ 1-049 N キリエロイド 火 5 3 3 5 獄炎放射 1-050 N レイキュバス 水 4 3 6 0 ビッグシザークロー 1-051 N デスフェイサー 闇 5 3 3 5 ネオマキシマ砲 1-052 N ガンQ 闇 4 4 6 3 体内吸収 1-053 N 超コッヴ 光 3 3 5 5 フラッシュコッヴショット 1-054 N ギギ 風 3 6 3 4 グラビトンビーム 1-055 N ダークザギ 闇 4 4 3 5 ライトニングザギ 1-056 N ザムシャー 風 5 4 3 4 星斬丸 -閃- UR:ウルトラオーブレア OR:オーブレア R:レア N:ノーマル ※レアリティの希少順「UR>OR>R>N」 コメント テスト - 名無しさん 2016-08-07 17 26 34 名前 すべてのコメントを見る
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ウルトラマンダイナ スーパーコンボカード EX第8弾・NEO-GL第2弾 U-011・N507 ソルジェント光線:900~4300 NEO第2弾 ウルトラマンダイナ(グリッターバージョン) 備考 ウルトラマンティガに続いて登場した平成ウルトラマンシリーズの第二のウルトラマン。 ティガの世界と共有しており、(劇場版を除けば)ティガが消滅してから七年後に登場している。 ティガと同様に光線技の得意なバランス型のフラッシュ、超能力を得意とするミラクル、肉弾戦に強いストロングタイプにチェンジ可能である。 第2弾の筐体上部のPOPにて、 エンペラ星人(技)のコンボマークになっていたので登場が予想されていた。 バトルナイザーでワロガ(アームズショット)を出した際に、ダイナのコンボマークが出現したので登場は確定した。 排出分では、グローカービショップの最上級カードのコンボマークで初登場となる。 ティガが基本形態であるマルチタイプで登場したのと同様、こちらも基本形態のフラッシュタイプで参戦。 必殺技はソルジェント光線。 EXではリーフラッシャーの変身音がならなかったが、NEOでは変身音を付けて登場するようになった。 余談だが、設定上一回の戦いでティガのように三タイプ同時にはにはなれないようだ。 つまり、フラッシュ⇔ミラクル、フラッシュ⇔ストロング、つまりミラクル⇔ストロングにはなれないと言う事。 しかし、FE3ではそれも可能になっている。 EX第8弾にてスーパーコンボカードとして登場。 またSRグローカービショップを持っていれば、同じくEX第8弾にて登場したバルタン星人(ベーシカル)、 ワロガ、リュグローと併せてコンボで呼び出す事も可能。 レアリティの低いカードが多いのでウルトラ戦士としては比較的コンボに必要なカードを揃え易いが、 全ての怪獣がアグレッシブタイプなので狙って発動させにくいのが難点か。 NEO第2弾のスーパーコンボカードでは、グリッターとなり「すごい光」の属性が付与された。 アーマードダークネスやギガキマイラなどの強敵に効果絶大だ。 スロットの動きも扱いやすいので大きな威力を出し易く、普通の怪獣相手にも頼りになるが、 EXゼットンやアントラー等、光属性攻撃に耐性を持つ怪獣も増えつつあるので要注意。 2008年公開の劇場版「超ウルトラ8兄弟」にも登場。 そして、今冬公開の『ウルトラ銀河伝説』にも助っ人として登場する! なんとTV版、グランスフィアの闇に飲まれたあのアスカ本人らしく、スーパーガッツの隊員服も着ている。 それに合わせてNEO-GL第2弾において再びスーパーコンボが収録されることとなった。 RRでスキャンした時のステータスについてはウルトラマンダイナ(フラッシュタイプ)の項を参照。
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イーヴィルトリガー 一覧(BEYOND GENERATIONS) BEYOND GENERATIONS 03 一覧(BEYOND GENERATIONS) カードNo. レアリティ カード名 属性 攻撃 速さ 体力 必殺 必殺技 ラッシュタイプ カードスキル パートナー 備考 G3-004 UR イーヴィルトリガー 闇 10 8 7 10 イーヴィルシュート テクニックラッシュ ブレイクシールド ウルトラマントリガー G3-043 N イーヴィルトリガー 闇 6 4 4 6 イーヴィルシュート テクニックラッシュ ピンチコウゲキアップ ウルトラマントリガー BEYOND GENERATIONS 03 カードNo. G3-004 レアリティ UR 属性 闇 パートナー ウルトラマントリガー ステータス コウゲキ ハヤサ タイリョク ヒッサツワザ 数値 10 8 7 10 必殺技 イーヴィルシュート カードタイプ テクニックラッシュ カードスキル ブレイクシールド 解説 劇場版「ウルトラマントリガー エピソードZ」に登場する新たなる闇の巨人にして、ウルトラマンティガに登場したもう一人の巨人・イーヴィルティガをリブートさせた闇の戦士・イーヴィルトリガーが参戦。またメガロゾーア同様にデアボリック サデス以来となる現行作品の劇場版からの参戦キャラクター(それまで登場したのはウルティメイトファイナル、グルーブ、レイガのウルトラマン関連のみであり、映画限定怪獣のギルバリス(ジード)、スネークダークネス(R/B)、グリムド(タイガ)は未参戦であった)な点もポイント。ただし低耐久かつスピードでカバーするリブート元と違い、こちらは耐久面では心配する必要が無いためかテクニックラッシュになっている違いがある。それ故にハヤサを-3した分、体力に+1と必殺に+2を施した割り振りとなっている。加えてブレイクシールドな事も合わさり、ダメージアップに貢献できるのは心強い。 カードNo. G3-043 レアリティ N 属性 闇 パートナー ウルトラマントリガー ステータス コウゲキ ハヤサ タイリョク ヒッサツワザ 数値 6 4 4 6 必殺技 イーヴィルシュート ラッシュタイプ テクニックラッシュ カードスキル ピンチコウゲキアップ 解説 こちらは低レア。低レアお約束の6と4しか無い割り振りだが、URも攻撃と必殺が高い構成のためにさほど気にならない。それよりも4しか無いハヤサと体力が問題点となる。上記の高レアをまだ引けてない人は観賞用として使う手もあるが、そうではない場合はスキルのピンチコウゲキアップを活かして素直にアシストで使うのが得策か。
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第22話 第23話 第24話 サブタイトル:ウルトラセブン 明日を捜せ ガブラ 収録:ウルトラ怪獣名鑑ウルトラセブン編2 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第23話(製作No.23)1968年3月10日放映 ●登場宇宙人・怪獣:猛毒怪獣ガブラ 宇宙ゲリラシャドー星人 ●これもなかなかいい怪獣っていうかね、いいですよね。なかなか迫力があって。それで後で、首を斬られて、また首だけで襲ってくるとか。ネーミングも「ガブッ」て来たからガブラだったかもしれませんね。わりとシンプルにつけてましたから。色味もウルトラマンの頃よりもオシャレになってきてますね。ウルトラセブンの中では印象のある怪獣ですね。 ウルトラセブン監督 満田かずほ氏 補足 ちゃんと首がはずれるガブラ。噛みつく相手がいないのが残念です(空間X脱出のセブンはポーズが合いそうな気がしましたが、サイズ的に×でした)。シャドー星人の円盤も細かな部分まで造型されていて、いい感じです。でも、無理にはずしてみるのはやめましょう(接着してあったのか、塗料の癒着なのか? 1回ひっぺがしたら、キッチリはまらなくなってしまいましたorz)。 この話数で目立っているのがキリヤマ隊長。結構な大人になってからセブンを見て最初にショックを受けたのが、キリヤマ隊長が三十代だということでした。あと、「明日を探せばいい」と言う変なオヤジのヤスイさん。この人の顔を思い出そうとすると、北斗の拳の「明日なんじゃー」と言うジイさんの顔が頭に浮かんで困ります。 ● ● ● 第22話 第23話 第24話 サブタイトル:ウルトラセブン
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77 :名無しさん(ザコ):2011/10/13(木) 18 01 02 ID t0yrLmpw0 ウルトラマン(ウルトラマン) 栄光の初代ウルトラマン。シリーズ共通のタイマーを再現する覚悟不屈と、SP高成長を持つ。 高性能なグレー系だが、回避は405Lと頼りにするには心もとなく、耐久も装甲ではなくHPの高さで 耐えるタイプなので生存力は終盤になるほど厳しくなっていく。原作から基本は一対一なので、 敵に囲まれるのはなるべく避けたほうがいい。 最大火力のスペシウム光線は威力2500とウルトラシリーズの中では奮わない方だが、必要気力なしで 2Pと序盤からバンバン使いやすく、覚悟は高HPから発動させやすいし魂も持つため条件がそろえば なかなかの火力になってくれる。 ただ、気力が上がるまで低威力の武装かスペシウム光線しかなく、調子に乗ってスペシウム光線を 連射しているとすぐにENが枯渇してしまうので、覚悟のためにも適度にウルトラファイトを行おう。 後半は覚悟を発動したらすぐに後ろに下がり、必要に応じて前に出てスペシウム光線を使っていく ヒットアンドアウェイで生存性能を補おう。
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前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百三十四話「三冊目『ウルトラマン物語』(その1)」 小型怪獣ドックン 登場 ルイズの精神力を奪い、彼女を昏睡状態にしてしまった六冊の『古き本』の攻略に臨む才人とゼロ。 二冊目の『わたしは地球人』では、暴走した地球人と地球原人ノンマルトの確執にウルトラセブンが 翻弄され、最後には宇宙の追放者となってしまうというゼロにとってこれ以上ないほどの苦い物語で あったが、それでも本の完結には成功した。しかし三分の一が終了した現在も、ルイズにはまだ目に 見えた変化がなかった。 ルイズを救出する本の旅も三日目を迎えた。三冊目の旅に向けて心の準備を固めていた 才人だったが、そこにタバサとシルフィードがやってきた……。 眠り続けているルイズと看護するシエスタ、それから才人たちのいる控え室に入ってきた タバサとシルフィードに対して、才人は一番に尋ねかけた。 「シルフィード、その抱えてる袋は何だ? そんなの持ってたっけ」 シルフィードは何故かズタ袋を大事そうに抱えている。訝しむ才人に、シルフィードは 早速袋の中身を披露する。 「中身はこれなのね!」 机の上で袋を開き、逆さにして振ると、赤く丸っこい物体は転げ落ちてきた。 「キュー! 狭かったぁ」 「ガラQ!?」 それはリーヴルの使い魔である、ガラQであった。才人たちはあっと驚く。 「お前たち、これどうしたんだ?」 「まさかさらってきたんですか、ミス・タバサ!?」 シエスタの発言に、何の臆面もなくうなずくタバサ。 「リーヴルについて、知ってることはないか聞き出す」 「気づかれずに捕まえるのは大変だったのね。このハネジローがパタパターって近づいて 上から鷲掴みにしたのね」 「パムー」 シルフィードの頭の上のハネジローがえっへんと胸を張った。 「よくやるな……。まぁでも、これはありがたいよ。ちょうど聞きたいことがあったんだ」 才人はガラQに対して、真っ先にこう問いかけた。 「ガラQ、見たところお前は生物じゃないな? けどハルケギニアで作られたものでもない。 どこか別の場所で作られた小型ロボットだ。そうだろ?」 ガラQの質感は明らかに有機物ではない上に、ハルケギニアでは見られない材質のようであった。 この問いについて、ガラQはあっさり答える。 「うん。ガラQ、チルソニア遊星で作られたの」 その返答にシエスタたちは驚きを見せた。 「まさかミス・リーヴルの使い魔が、ハルケギニア外の技工物だったなんて!」 「まあおかしな見た目してんなーとは思ったがな」 これを踏まえた上で、才人は続く質問をぶつける。 「じゃあお前、今俺が完結させてる『古き本』の文字を読めるんじゃないか? 宇宙人が 作ったロボットだってのなら、日本語が読めても何らおかしくない」 「読めるよ」 これまたあっさりとした回答だったが、シエスタはまた驚くとともに疑問を抱いた。 「ミス・リーヴルの話では、『古き本』の文字はどれも読めないのではなかったのですか?」 『偽証に違いない』 ジャンボットが断言した。 「嘘吐いてたってこと!? でも何のために?」 シルフィードがつぶやくと、タバサがうつむき気味に答えた。 「リーヴルはやはり何かを隠そうとしている。それにつながりそうな事柄に関しては、知らぬ ふりをしてる。恐らくはそれが理由」 「俺たちに話せないことがあるってか。いよいよきな臭くなってきたね」 デルフリンガーが柄をカチカチ鳴らして息を吐いた。 才人はいよいよ核心に入る。 「それじゃあ……リーヴルが隠してることって何だ? あいつは俺たちに、何をさせようとしてる?」 しかし、肝心なところでガラQは、 「分かんない」 「おま……仮にも使い魔なのに、主人のやろうとしてることを知らないってのかよ! かばってるんじゃないだろうな?」 厳しくにらみつける才人だが、ガラQの答えは変わらなかった。 「ホントに、何も教えてもらってないよ。リーヴル、最近何をやってるのか何も言わない」 「……どういうことでしょうか。使い魔にも秘密にしてるなんて」 シエスタの問いかけに、タバサが考え込みながら答えた。 「何かは分からないけど、よほどのこと」 「でもこの赤いのからは、これ以上何も聞き出せそうにないのね。きゅい」 肩をすくめるシルフィードだが、ガラQはこう告げた。 「でもリーヴル、何だか苦しそう。それだけは分かる」 「苦しそう……?」 『単純に、リーヴル自身に野望とかがあるってことじゃないみたいだな』 ゼロの推測にうなずいた才人は、ガラQに呼びかけた。 「ガラQ、お前リーヴルが心配か?」 「心配……」 「じゃあ俺たちに協力してくれ。リーヴルに何か、やむにやまれぬ事情があるっていうのなら 俺たちもそれを解決してやりたい。だからリーヴルについて何か分かったことがあったら、 俺たちに教えてくれ。約束してほしい」 才人の頼みを、ガラQは快く引き受けた。 「分かった! 約束!」 「よし、頼んだぜガラQ!」 約束を取り交わしたところで、リーヴルが今日の本の旅の準備を整えた旨の連絡が来たのだった。 控え室にやってきたリーヴルは残る四冊の『古き本』を机に並べ、才人を促した。 「それでは始めましょう。サイトさん、本を選んで下さい」 三番目に入る本を、才人がゼロと相談しながら吟味する。 『ゼロ、次はどれがいいと思う?』 『そうだな……。M78ワールドの歴史を題材とした本はあと一冊だ。それを先に片づけちまおう』 本の世界とはいえ、故郷のM78ワールドはゼロにとって活動しやすい世界。それを優先する ことに決まる。 「よし、それじゃあこの本だ!」 「お決まりですね。では、どうぞ良い旅を……」 リーヴルが一冊目、二冊目と同じように才人に魔法を掛け、本の世界の旅へといざなっていった……。 ‐ウルトラマン物語‐ ここはM78星雲ウルトラの星、クリスタルタウン。その外れの渓谷地帯で、一人の幼い ウルトラ族の少年が熱意を滾らせていた。 「よぉーし! 今日も頑張るぞー!」 彼の名はウルトラマンタロウ。ゾフィーやウルトラマン、セブンら兄の背中に一日でも早く いついて、立派な一人前のウルトラ戦士になることを夢見るウルトラマンの卵である。 「ほッ! やッ!」 谷底に降りたタロウは一人、格闘技の自主練習を開始する。それをひと通り済ますと、 次の訓練に移る。 「よぉし、光線の練習だ!」 タロウは近くの適当な岩を持ち上げると、それを高く投げ飛ばして的にする。 「えぇいッ!」 腕をL字に組んで、タロウショット! ……しかしへなへなと飛んでいく光線は、落下する 岩に命中しなかった。 「駄目かぁ~……! よし、もう一度だ!」 めげずに練習を重ねるタロウだが、何度やってもただ放物線を描くだけの岩に一度も当たらない。 何度か思考錯誤を重ねるも、やはり上手くはいかなかった。 「くぅ~……! 今度は飛行の特訓だ!」 気を取り直してタロウは、崖の上に再度登って空を飛ぶ練習を行う。 「行くぞ! ジュワーッ!」 しかし勢いよく飛び立ったものの、すぐにコントロールを失って谷間に真っ逆さまに転落 していった。 「うわッ!? うわーッ! あいたぁッ……!」 大きくスッ転んだタロウの姿に、どこからか笑い声が起こる。 「ワキャキャワキャワキャ!」 「誰だ!? どこにいるんだ!」 タロウが呼ぶと、崖の陰から緑色の、タロウと同等の体格の怪獣がひょっこりと姿を現した。 M78星雲に生息する怪獣の一体、ドックンだ。 「ワキャキャキャキャキャ!」 ドックンはタロウを指差してゲラゲラ笑い声を上げた。 「あー笑ったな!? 僕だって大きくなったら、兄さんたちみたいな立派なウルトラ戦士に なって、悪い怪獣をやっつけるんだからな!」 憤ったタロウがそう宣言すると、ドックンは余計に笑い転げた。 「ワキャキャワキャキャキャキャ!」 「もぉー! 見てろ、お前を怪獣退治の練習台に使ってやるッ!」 ますます怒ったタロウはドックンに飛びかかり、ボコボコと殴ってドックンを張り倒した。 「ははぁー! どんなもんだーい!」 しかしこれにドックンの方が怒り、起き上がってタロウに逆襲を始めた! 「キュウウゥゥゥッ!」 「う、うわぁー!? 来るなー! 助けてぇー!」 途端に怖がったタロウは一目散に逃げ出すが、ドックンは執拗に追いかけ回す。その鬼ごっこの 末に、タロウは崖の中腹に登って追いつめられてしまった。 「誰かー! 助けてー!」 「キュウウウウウウ!」 降りられなくなったタロウを目いっぱいに脅すドックン。――そこに一人のウルトラ戦士が ふらりと現れた。 『そこまでにしてやりな』 「キュウ?」 振り向いたドックンの頭に、青と赤のウルトラマンがポンポンと手を置いてその怒りをなだめた。 『そいつはもうお前を攻撃するつもりはねぇよ。だからそんなに脅してやるな』 ドックンを落ち着かせた見知らぬウルトラマンを見下ろして、タロウが尋ねかける。 「お兄さん、誰? 何だかセブン兄さんに雰囲気が似てるけど……」 『俺はゼロ。旅のウルトラ戦士さ』 端的に名乗ったウルトラ戦士――ゼロは、タロウを見上げて言いつけた。 『お前はこいつに謝らないといけねぇぜ。お前さんがこいつに乱暴を働いたから、こいつは こんなにもおかんむりだったんだろ』 「でも、そいつが僕のこと笑ったのが悪いんだよ?」 『ちょっと笑われたくらいでムキになるようじゃ、立派なウルトラ戦士になんてなれねぇぜ? 本当に強い戦士ってのは、他人に何と言われようともどっしり構えてるもんさ』 ゼロに諭されて、タロウは考えを改めた。 「……分かった。僕、ドックンに謝るよ!」 『よし、いい子だ。さッ、降りてきて仲直りの握手をしてやりな』 「うん!」 崖の中腹から降りてくるタロウをゼロが受け止め、タロウはドックンと握手を交わす。 「ごめんね、ドックン」 「キュウウゥ」 タロウと握手をして怒りを収めたドックンは、のそのそと自分の住処へ帰っていく。 「さよならー!」 『じゃあな。元気でやれよ!』 タロウとゼロに見送られて、ドックンは渓谷の向こうへ去っていった。それと入れ替わるように、 『ウルトラの母』がタロウたちの元にやってくる。 「まぁ、タロウ! その人はどなた?」 「あッ、お母さん!」 タロウは『ウルトラの母』の方へ駆け寄っていった。……その間に、才人がゼロに囁きかける。 『まさか、あのウルトラマンタロウの子供の姿が見られるなんてな……』 『それも本の世界ならではってとこだな』 この三冊目『ウルトラマン物語』はどうやら、ウルトラマンタロウを主役に据えた成長譚の ようであった。しかしウルトラマンが地球で活躍していた時代に、タロウが子供となっている。 本来ならこの時点でタロウはとっくに大人になっているので、本当ならあり得ないことだ。 『でもそれ以上に驚きなのは……あの『ルイズ』の姿だよ……』 『ああ……。よりによってウルトラの母の役に当てはめられるなんてな……』 ゼロは微妙な目で、ウルトラの母……の役にされているルイズを見つめた。 フジ、サトミのようにこの本でもルイズは登場人物の誰かになり切っていることは予測できたが、 今回はまさかのウルトラの母……。この本はウルトラ族の視点であり、女性が他に登場しないからと 言って、こんなのアリなのだろうか。胴体から下はウルトラ族で、顔はルイズというチグハグ加減 なのでものすごい違和感がある。もうルイズがウルトラの母のコスプレをしているようにしか見えない ので、ゼロと才人は気を抜いたら噴き出してしまいそうで内心苦しんでいた。 そんなゼロたちの心情は露知らず、ルイズはタロウから事情を聞いてゼロに向き直った。 「タロウがお世話になったようで、ありがとうございます。よろしければ、何かお礼を したいのですが……」 『いやぁ、いいんですよ。旅は道連れ世は情けってね』 ゼロが遠慮すると、また新たな人物がこの場に姿を見せた。 「ほう、なかなかの好青年だな。顔立ちも含めて、セブンを彷彿とさせる」 「お父さん!」 頭部に雄々しい二本角を生やした、偉丈夫のウルトラ戦士。タロウが父と呼んだその ウルトラ戦士こそ、宇宙警備隊大隊長にしてタロウの実父であるウルトラの父だ。 ウルトラの父はゼロを見据えると、こう切り出してきた。 「君は旅の者だそうだが、不躾だが一つ頼みごとがある。聞いてもらえないかな」 『何でしょう?』 「見たところ、君は結構……いや相当腕が立つと見た。それを見込んで、このタロウに稽古を つけてやってほしいのだ。今のタロウには練習相手がいない。私もいつも面倒を見てはやれない ので、少し悩んでいたのだ。どうだろうか?」 「えぇッ!? 僕が、この人に?」 「まぁ、あなたったら。いきなりそんな無理をお願いするなんて、失礼ですよ」 ルイズはウルトラの父をたしなめたが、ゼロは快諾した。 『いや、いいですよ。新たなウルトラ戦士の誕生にひと役買えるってのなら、こっちとしても 望むところですよ!』 「おお、やってくれるか! ありがとう!」 「まぁ、本当ですか? 重ね重ね、どうもありがとうございます」 ゼロの承諾にウルトラの父とルイズは喜び、タロウもまた諸手を挙げる。 「わーい! 僕に先生が出来たー!」 「よかったな、タロウ。彼の下で一層訓練に励んで、早く立派なウルトラ戦士になるんだぞ」 「あんまり失礼のないようにしてちょうだいね。常にウルトラ戦士の誇りを持って、恥ずかしい ことのない振る舞いを心がけなさい」 「うんッ! 僕頑張るよ!」 タロウ親子の微笑ましい家族の会話。ゼロも思わず苦笑したが、同時につぶやく。 『何だか複雑な気分だな……。俺があのタロウの先生だなんて。立場が逆転してるぜ』 現実のタロウは、ゼロの訓練生時代から宇宙警備隊の筆頭教官の立場に就いていた。ゼロは 故あってレオの管理下に置かれ、タロウから教えを受けていた時間は短かったが、それでも 確かに立場が現実世界とそっくり入れ替わっている。 それはともかく、幼きタロウはゼロの前に立って、深々とお辞儀した。 「これからよろしくお願いします、ゼロさん!」 『ああ、こっちこそビシバシ行くからな! 覚悟しとけよ!』 この本を完結させるには、タロウを一人前のウルトラ戦士に育て上げるのが最も手っ取り 早い道のようだ。ゼロは張り切ってそれに取り掛かることにした。 そして始まる、ゼロからタロウへの指導。レオ仕込みのスパルタ教導は、タロウ相手でも 手を緩めることを知らなかった。 「やぁッ!」 ゼロが放ったゼロスラッガーを標的にして、タロウがタロウショットを撃つが、静止している スラッガーにもかすりもしない。 『駄目だ駄目だ、そんなんじゃ! まるで腰が入ってねぇぜ! 射撃は土台がしっかりしてねぇと 照準なんて絶対合わねぇ。腕じゃなくて、身体全体で射線を固定するんだ!』 「は、はい!」 タロウはゼロの指示通りに腰を据えて、じっくりと撃とうとするが、スラッガーの動きが 変わって自分に向かって飛んできたので思わずのけぞる。 「うわぁッ!」 『ひるむな! 攻撃するのをじっと待ってる奴なんかいやしねぇ。敵は必ず反撃してくる! いちいちビビってたら戦いになんかなりゃしねぇぞ。恐れずに相手の動きをよく見て、 しっかりと当てていけ!』 「わ、分かりました!」 厳しいながらも的確な指導を受けて、タロウはスラッガーの軌道をよく観察する。 『そこだッ!』 そして飛びかかってきたところを射撃。初めて光線が命中した。 「やったぁー! 当たったぞぉ!」 『よーし、その調子だ! どんどん行くからな!』 タロウに対するゼロの特訓は進む。……本の世界の時間経過は早い。物語が進むにつれ、 タロウは少年の姿からみるみる内に青年の姿へと変わっていった。 しかしゼロもそうそう簡単には抜かれない。タロウとの組手であっさりと一本を取る。 「うぅッ! 一撃も当たらない……!」 『小手先の動きに惑わされるから当たらねぇのさ。視点はもっと広く取って、戦う相手の 全体を見ろ! 集中力も足りねぇぞ。自分のやってる戦いの意味は何なのか、何を背にして 戦ってるのか、それを思えば集中できねぇなんてことはないはずだッ!』 「はいッ!」 ゼロに熱心に鍛え上げられ、タロウの実力はめきめきと上がっていった。そしてその末に、 タロウ念願の時がやってきたのだった。 「ゼロさん! 父さんから指令がありました。私が地球に派遣される時がやってきました!」 『そうか、やったじゃねぇか!』 「はい! 今地球では、メフィラス星人がセブン兄さんに倒されたエレキングを復活させて 暴れさせてるようです。その退治を私が行うことになったんです!」 メフィラス星人にエレキングとは、現実ではほぼ接点のない組み合わせ。まぁそれはいいだろう。 『遂に初めての実戦ってことだな。けど本当の戦いってのは、どんな訓練よりも険しいもんだ。 お前のことは随分と鍛え込んだが、だからって一瞬たりとも油断すんじゃねぇぞ』 「承知してます! それでは私の初陣、どうか見守っていて下さい!」 『ああ。俺も後から地球に行く。そこでお前の戦いぶりをじっくりと見物させてもらうぜ。 張り切って使命を果たしな!』 「お願いします! タァーッ!」 ゼロに一礼すると、タロウは両腕を高く振り上げて宇宙へ向けて飛び上がった。 いよいよタロウのウルトラ戦士としての初戦の時が来た。悪い怪獣をやっつけて、地球を 守るのだ! がんばれ、ウルトラマンタロウ! 前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔
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第33話 第34話 第35話 サブタイトル:ウルトラセブン 蒸発都市 ダンカン 収録:ウルトラ怪獣名鑑ウルトラセブン編2 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第34話(製作No.35)1968年5月26日放映 ●登場宇宙人・怪獣:発砲怪獣ダンカン ●円谷一監督というのは、いつも怪獣に何か違う形の動きをさせたがっていましたね。これもなんとなく原型を崩して、丸くなって吹っ飛んできたりするから、そういう演出をやろうとしていたんですね。体をアルマジロみたいに丸めてなんてのは面白かったですよね。こういうことはなかなかできないんですけどね。円谷一監督はウルトラマンで、ペスターとかドドンゴといった2人で入るような怪獣も出しましたしね。ダンカンも円谷一監督だから、変形してアルマジロ型になるということですね。 ウルトラセブン監督 満田かずほ氏 補足 ドラマ部分を引っ張って、なかなか姿を見せてくれなかったダンカン。これまでに無いタイプの戦闘スタイルが、久々の市街地セットと相まって新鮮でした。姿形もイメージに残りやすい怪獣です(本体は泡状の生命体で、この姿も一形態に過ぎないという設定のようです)。 名鑑ファンの間では、ダンカンを握ると健康になると、言われているとかいないとか。 ● ● ● 第33話 第34話 第35話 サブタイトル:ウルトラセブン
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にせウルトラマン 身長 40m 体重 2万t ゲーム内では… パワード初登場。ザラブ星人がウルトラマンに化けた姿。 都市惑星アシル、鉄の惑星イメル、砂の惑星モシリスに登場。 スペシウム光線を撃ってくるが、たまに失敗する。 高速スピンしながら地上を動き回ったり、ジャンプして高速スピンしながらプレイヤーの頭上から落ちてきたりもする。 その場で高速スピンしながら真上にジャンプすると、真下に麻痺効果のあるキャッチリングを放つ。 接近戦を仕掛けると、踏みつけ攻撃をしてきたり、掴んで締め付けてから地面に叩きつける攻撃をしてくる。 掴まれるとかなりのダメージを受けるので、射撃武器で戦おう。 敵は高速スピンを使用した攻撃(キャッチリングも含む)の後、目を回してよろめく事がある。 その隙に敵の足を攻撃すれば、敵を転ばせて動きを封じる事が可能だ。 弱点は頭と胸。光と闇に強い。また状態異常攻撃に弱い。 冷凍保存はできない。 原作では… ウルトラマンに登場。ザラブ星人がこの姿に化けて街を破壊し、地球人の信頼感を壊そうとした。 目と耳と顎が尖っており、つま先も上に尖っていて、胸に黒い線が入っているのが特徴。 だがゲームとは違い、あくまで似ているのは外見だけで能力は真似できず、 本物との戦いでスペシウム光線を受けて正体を現した。 『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』でも登場、レイのゴモラと戦った。 だがゴモラにはまるで歯が立たず、スペシウム光線を撃とうとしてもやはり使えず、返り討ちにされた。 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』でも登場、 ウルトラマンベリアルが捕らえられている宇宙牢獄の警備兵達を欺くために化けていた。 さすがにウルトラ族相手にあんなに分かりやすい偽者では騙し切れず、すぐにバレたが、 隙を作るには十分だったようで、持ってきたギガバトルナイザーからベリアルジェノサンダーを放って警備兵達を倒し、 宇宙牢獄への進入に成功している。 獲得素材 日の玉とチップは、敵がダウン状態の時、または胸に攻撃を当てれば入手できる。 シルバーコート レッドライン ナノスペシウム ナノスペシウム改 万能テープ フェイクタイマー ザラブドライバー 日の玉 コールドチップ コールドチップ+ 登場ミッション(青字はマルチ限定ミッション) ミッション名 場 所 ランク 怪獣ポイント いつわりのヒーロー アシル 2 50 ザラブ星人のワナ? アシル 4 100 アシル怪獣決戦(登場しない事もある) アシル 5 100 伝説の戦士? イメル 1 30 ザラブ星人のさくりゃく イメル 5 130 ザラブ星人の成果 イメル 5 250 戦友との鍛錬 モシリス 4 100
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「あちー、蝉がうるさいから暑さも倍増だ。」 「ねぇ、キョン、あたし思うんだけどバルタン星人って蝉に似てない?」 「……へ?」 「ほら、顔とか。手は違うけど。」 「涼宮さん、バルタン星人は蝉とザリガニがモデルです。」 「マジ?」 「マジです。」 「有希、知ってた?」 「バルタン星人って何?」 「そっか。みくるちゃんも分かるわけないわね。」 「?」 「まあいいわ。女の子なら知らなくても普通だし。 で、キョン、バルタン星人だのゼットンだのいるじゃない? 誰が名付けるの?」 「古泉、お前の専門分野だ。」 「ええ!? 専門ではないのですが、そうですね、そこの地球防衛軍司令官が命名するようです。 その怪獣の容姿や行動の特徴なんかから決める事も多いですね。たとえばガマクジラという……」 「思いっきり語ってんじゃねぇか。」 「バルタン星人ってなんですかぁ?」 「聞いて。涼宮ハルヒの神人がウルトラマンの姿になった。」 「銀色の?」 「銀色の。」 「…………で、敵はいるのか?」 「今現在、閉鎖空間にいるのは古泉一樹たち能力者の他は涼宮ハルヒが生み出した神人のみ。」 「……まさか古泉たちが怪獣扱い!?」 「今、能力者たちは怪獣の姿にしか変身できない。彼らの能力は今まで通り。 しかし涼宮ハルヒは怪獣を倒すヒーローに憧れている。能力者もそれを理解している。」 「言っていることがよくわからん。いや、わかるが受け入れたくない。」 「今、閉鎖空間内ではウルトラマンごっこが行われている。」 「いや、わかってるんだが……長門、もしかして古泉たちはわざと負けなきゃいけないのか?」 「そう。」 「っておい! 閉鎖空間が広がる一方じゃねえか! やばいんじゃないのか!?」 「大丈夫。ウルトラマンハルヒの活動限界は3分。幸い彼女はセブンの特徴をよく知らない。」 「お前、バルタン星人も知らなかったよな? 調べたのか?」 「情報検索も得意。何でも聞いて。ウィキペディアで調べる。」 「そ、そうか。毎度毎度大変だな。」 「今回大変なのは能力者。」 「なぁ、ハルヒ、この日焼け止めの『UV』ってなんだ?」 「はぁ? あんたそんなことも知らないで高校生やってんの? みくるちゃん教えてあげて。」 「えぇ? あのー、えーっと、」 「みくるちゃん、それでも受験生なの!?」 「おいハルヒ、ひょっとしてお前も知らないんじゃないだろうな?」 「有希ー、教えたげて。」 「UVとはウルトラヴァイオレットの頭文字をとったもの。」 「そう! 超紫! 日焼けしすぎで肌が紫色になるのを防ぐのよ! ……ごめん有希、結局何?」 「紫外線。」 「ウルトラマンハルヒの必殺技にウルトラヴァイオレット光線が加わった。」 「紫外線攻撃か?」 「そう、紫外線攻撃。」 「それって効果あるのか?」 「殺菌効果の他、日焼け効果がある。」 「お役立ち攻撃だな。」 「ちょっと古泉くん! 小麦色じゃない! どこの海に行って来たの?」 「どうした古泉? 海でも行ったのか? いい感じの焼け具合だ。」 「ちょっと閉鎖空間の方に。」 「よくわからんが閉鎖空間内で日光浴か。あそこに太陽なんてあったか?」 「いえ、どちらかと言うと日焼けサロンの方が近いです。」 「あれ? 古泉くんからいいにおいがしますね。香水ですか?」 「案外この状況を楽しんでないか?」 「機関では半分やけくそになってます。」 「やっほー!! あっちぃわね! んんっ、誰、香水付けてんの?」 「僕ですよ。『ウルトラマリン』っていうそこそこ有名なやつを。」 「やっぱ似合うわねぇ。キョンも見習いなさいよ。」 「俺が? 遠慮しとく。古泉の引き立て役にしかならん。」 「おこぼれあるかもしれないわよ? ……なんで真剣に考えてんのよ! このエロキョン!!」 「古泉一樹は思慮が浅い。いま、涼宮ハルヒとの会話は注意する必要があることに気付いていない。」 「そうは言うがな、長門、何が引き金になるか正直見当もつかんぞ。」 「確かに。」 「『ウルトラマリン水流』だぁ? 香水は1滴で十分だっつうの。」 「ウルトラマンハルヒも機関怪獣も気分を悪くしてうずくまって時間切れになった。」 「ハルヒは自業自得として機関はいい迷惑だな。」 「機関のメンバーが数人倒れました。長期離脱になりそうです。」 「話は長門に聞いた。すごくにおいがきついぞ。」 「香水風呂に入ったようなものです。何度洗ってもにおいが落ちません。」 「ちぃーっす。うぷっ、こ、古泉くん、悪いけど近寄らない、う、トイレ行ってくる……。」 「……あれ? もしかして僕泣いてませんか?」 「プールの塩素消毒槽ってすごいですね。香水のにおいが落ちました。」 「稲中のネタにあったな、そんなの。」 「フェルメールの絵っていいわね。緻密だし、引き込まれるわ。写真みたい。」 「ハルにゃん、フェルメールの特徴知ってるかい?」 「光と影のコントラストとか?」 「それも有名だねっ! でもあたしは『フェルメールブルー』を推薦したい!」 「『フェルメールブルー』?」 「ハルにゃんもストーンショップにいったことあるにょろ? そこでラピスラズリって見たことあるかい? フェルメールの絵には『ウルトラマリンブルー』っていうラピスラズリの粉末をふんだんに使ってるのさ!」 「ええ!? 結構高いんじゃないの?」 「高いどころじゃないっさ! 当時は金より高かったんだよ! 晩年は莫大な借金を抱えてたらしいよ。 いまだったら鶴屋家が全面的にバックアップするんだけどね! 残念! フェルメールも鶴にゃんも運がない!」 「ウルトラマンハルヒが青くなった。」 「色なのか? 血の気が引いたのか?」 「色。色合い的にラピスラズリと思われる。ラピスラズリを使った顔料の名前は『ウルトラマリンブルー』。」 「『超海の青色』か。あいつ、いつから『ウルトラ』好きになったんだ?」 「違う。」 「へ?」 「『超海の青色』ではない。『海を越えてやって来た青色』。ヨーロッパから見て海を越えて輸入された青色と言う意味。」 「さすがだな長門。」 「情報検索も得意。何でも聞いて。ウィキペディアで調べる。」 「今回は負けるのに必死でした。」 「?」 「青い石の腕でパンチするんですが、外れて建物に当たると腕が崩れるんですよ。 おかげで外さないように、かつ、こっちが怪我しないように当たるために苦労しました。 ウルトラヴァイオレット光線ですぐ片がつくのにカラータイマー点滅まで使わないんですよ。」 「……がんばれ。」 「……がんばってます。」 「ねぇ、キョン。『ウルトラ』と『スーパー』、どっちが上?」 「俺に聞くか? 『ウルトラ』が上のような気がするが。おーい、長門ー。」 「…例外はあるが一般的に『ウルトラ』が上。『スーパー』の日本語訳は『超』、ウルトラは『超々』。」 「『超々』なんて聞いた事ないわよ。どこかのアホの女子高生のバカ会話みたいね。」 「例として、通常のジュラルミンより強度の強い『超ジュラルミン』や『超々ジュラルミン』が存在する。 機動隊の盾や金属バットは『超々ジュラルミン』でできている。」 「へぇ~、さすがは物知り有希! キョンも見習いなさい。」 「なんか俺、見習うこと多いよな。」 「すまない、古泉一樹。今回はわたしの失言。」 「ええ、今回ばかりはちょっと来るものがあります。」 「どうした古泉? 何かあったのか?」 「長門さんのおかげでウルトラマンハルヒがタワーシールドと金属バットで武装していたんですよ! おかげで滅多打ちですよ! 見てくださいこの青あざ!」 「……真っ黒に日焼けしていて目立たないな……。」 「……それは残念です。ともかく! 金属バットだけでなく盾でもボコボコにされました。 涼宮さんの辞書には『矛盾』という言葉は存在しません! ウルトラヴァイオレット光線まで持ちませんでしたよ。」 「そうですね、戦艦大和を長門といった他の超ド級戦艦と区別するために『超々ド級戦艦』と表す場合がありますね。 英語で長門は『スーパードレッドノートクラス』、大和は『ウルトラドレッドノートクラス』となります。」 「え、『ド級』って英語が元なの?」 「ええ、イギリスの戦艦『ドレッドノート』が元です。それまでの戦艦から革命的な進歩を遂げた戦艦でした。 弓の『弩』は当て字です。そのド級を超えたのが長門など『超ド級』、さらに『超々ド級』の大和になります。」 「へぇ~。」 「確かに長門は強力な武装で畏怖の対象でしたが、それを子供扱いする大和の存在は圧倒的で……」 「…………………」 「古泉一樹はアホ。自殺志願者。涼宮ハルヒにあのような知識を与えた場合、どのような結果が起こるか位わかるはず。 わたしへのちっぽけな当てつけのために自らの命を差し出すその浅はかさ。むしろ清々しさを感じる。 確かに長門は大和より大きさ、戦力ともにひとまわり劣る。しかし建造された時期に21年の差がある。 またビッグ7の筆頭として長きにわたり7つの海に君臨してきた戦略的地位を考えると長門こそ真の戦艦と言える。 アメリカの大統領ルーズベルトが『日本を占領できるのはいつか?』と軍関係者に問いかけた際、 『日本には長門がいるので無理である』という答えが帰って来た逸話は有名である。そして……」 「長門! 悔しかったのはよくわかった! で、どうなったんだ?」 「機関怪獣はウルトラマンハルヒが抱え持っている戦艦大和を突き付けられ、土下座して許しを乞いている。」 「そりゃ土下座したくなるわ。」 「ところでウルトラマンハルヒと機関怪獣ってどんな姿してんだ?」 「不定です。」 「へ? 怪獣は毎回違うのはわかるが。ウルトラマンハルヒの方も?」 「ええ。機関怪獣は子供が描いた落書きのような怪獣、ウルトラマンハルヒは一般的な『ウルトラマン』の イメージの姿をしていますが、細かい部分は適当です。戦闘中に色が変わってたこともあります。 つまり涼宮さんはウルトラマン自身に 大して興味がないといえるかもしれません。」 「じゃあなんでウルトラマンごっこやってんだ? 興味ないんだろ?」 「『ウルトラマン』ではなくウルトラマンの『戦闘シーン』や『ウルトラ』の単語のどこかに興味があるんでしょう。」 「じゃあバッタ怪人に興味があったらに藤岡弘になってたかもしれないのか?」 「『、』を忘れないでください。まあその考えで合ってるかと。五人戦隊でなくて助かりました。」 「ハルヒがアカレンジャーで決定として。お前がスマートなアオレンジャー、朝比奈さんは間違いなくモモレンジャー、 長門はカレーでキレンジャー、俺が地味なミドレンジャー。あれ? 完璧じゃないか。」 「ですね。意外です。ってこれを涼宮さんに聞かれると非常にまずいです!!」 「だな。巻き込まれたらシャレにならん。ひとりで出来るやつ限定でお願いしたい。時空刑事は?」 「どこかの調味料みたいな名前の刑事シリーズですね。異空間なんで都合が、ってやらなくていいんです!!」 「お、ノリツッコミ。で、機関怪獣はどうなってんだ? お前ら何人かで戦ってるだろ? 1対複数か?」 「いえ。あなたは運動会の組み体操の経験はおありですか?もしくは騎馬戦。」 「ああ、把握した。お前のポジションはどこなんだ?」 「大体右足です。これでも利き足なんで重要なんですよ?」 「いやぁ、まったくお前らしいポジションだ。」 「キョ~ン~、なんでこいつだけ異常に赤いの?」 「んぁ? ああセブンだな。」 「セブン?」 「ウルトラセブン。普通のウルトラマンとちょっと違ってちょっと大人向きな内容で、 子供の俺には分からない話が多かったな。」 「………あんた何歳?」 「ん゛んっ!! さ再放送組だ! ほら、CSでやってるだろ!」 「ふ~ん。」 「ウルトラマンハルヒが赤くなった。」 「色なのか? 激怒したのか?」 「色。色合いは臙脂色。」 「……顔は?」 「細長い眼鏡をかけている。ウルトラセブン自体にはあまり興味はないらしく、適当。」 「……。すまん、今日は帰っていいか?」 「……わたしという個体は出来れば最後まで一緒に見届けて欲しいと考えている。」 「…………。」 「…………3分たった。終わった。」 「本当にセブン自体には興味ないんだな。」 「よう古泉、相変わらず黒いな。」 「とうとう松崎しげるレベルになりましたよ。」 「そろそろやばいんじゃないか?」 「それが聞いてください! ウルトラマンハルヒがセブンに変わろうとしているんですよ! これでもう日焼けからおさらば出来るかと思うともう嬉しくて嬉しくて。 わかりますか!? 道行く人が僕へ送る視線を! 最初こそ好意が含まれるものでしたが、 だんだんチャラ男扱いになって今では変人扱いです! サーファーグッズを持っても興味ない人には意味ありませんし………」 「わ、わかった。お前が大変なのはよくわかった! だが長門に聞いたがハルヒはウルトラセブン自体には興味ないんだろ?」 「ふふっ、そこはぬかりありません。こうしてセブングッズを用意しています。」 「ハルヒがそんなので興味引くと思うか?」 「それは中を見てから言ってください。あと協力もお願いしますよ。」 「たまに飲むとおいしいわね。でも『7up』って最近見ないわ。」 「下の『7-11』で売ってましたよ? そう言えば最近『7i』って看板増えたと思いません?」 「増えた! あれ何!? この前コンビニができたかと思ったらファミレスのまんまだったわ!」 「あれはですね、……」 「ああ、くるまのめんきょがほしいなあ!」 「そのかっこいいくるまはなんというなまえ?」 「ああ、『あーるえっくすセブン』っていうんだ、ながと!」 「かっこいい。」 「ふふふ、『7にんのこびと』のにんぎょうをもらっちゃいました。かざりますね。」 「情報の伝達に齟齬が生じるかもしれない。でも聞いて。 ウルトラセブンハルヒが7人に増えた。」 「7upかー。」 「7人のこびとかもしれない。」 「涼宮さんにウルトラセブンのビデオを見せちゃえばいいんじゃないですか? ストレートに。」 「やはりそうきますよね。と、言うわけであなたの部屋をお借りしたいのですが。」 「そう言えばお前の家に行ったことないな。」 「禁則事項です。」 「キモイ、腹立たしい、顔が近い!」 「ちょっと傷つきましたよ。とりあえず協力お願いします。」 「だからな、ハルヒ、長門、約束の1時間前に来るな。」 「あんたんちCSあるの!? すごい! いいなあ!」 「おじゃまします。」 「あるとは一言も言ってないが。」 「あーハルにゃんと有希ちゃんだー。」 「この前CSで再放送のウルトラマン見たっていたじゃない?」 「ん゛んっ!! し親戚の家だ!」 「ねこ。」 「なんだ。つまんない。」 「ねこ、どこ?」 「おい、古泉、まずくないか?」 「ええ、非常にまずいです。申し訳ありません。」 「なにがですか?」 「朝比奈さん、この『カプセル怪獣』ってのは中に怪獣が入ってセブンの代わりに戦ってくれるんですよ。」 「代わりに我々が駆り出される確率が非常に高い。」 「しかもみんな弱いときている。」 「ふふん、3つのしもべか。面白そうな設定ね!」 「ひぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」 「でゅわ!(みくるちゃん! 攻撃よ!)」 「こここここ、ここどこですかぁ!?!? か、怪獣!! 」 「でゅわわ!?(みくるちゃん!?)」 『緊急事態。朝比奈みくるがカプセル怪獣として強制召喚された。』 「げ。あ、朝比奈さんは!?」 『気絶した。涼宮ハ 』 「長門? 長門!? ながとーーー!!!」 「……。」 「でゅわ! でゅわでゅわ!(有希! みくるちゃんは駄目だったの。あんたが頼りよ!)」 「……わかった。」 「ぎゃおー!?(な、長門さん!?)」 「あqwせdrftgyふじこlp」 「ぎゃおー!!(長門さーーーーん!!!)」 「でゅわ。でゅわっ!!(さすが有希。じゃねっ!)」 「……やっちまったなぁ。」 「あの世界は涼宮ハルヒの世界。多少の超常現象は問題ないはず。」 「仕方ない。で、朝比奈さんは?」 「…………………………………………………………………………!!!!!!!!!!」 「長門!? ま、まさか!?」 「大丈夫、機関が救出しているはず。」 「長門さん、参りましたね~」 「おい古泉!! 朝比奈さんは!」 「えっと、………………………………………………………………!!!!!!!!!!」 「キョンく~~ん、みんなひどいんです~~!!」 「すまない、朝比奈みくる。わたしも混乱していた。」 「そうですね、ためらいなく呪文を使うくらい混乱してましたね。」 「本来あなたたちが助けるべき。」 「長門さんの呪文でバラバラにされましたよ……。」 「! 朝比奈さん! 今度ハルヒに呼ばれたらミクルビーム撃ってください! あの世界なら遠慮要りません!」 「でゅわ!(古泉くん! 来て!)」 「ぎゃお!? ぎゃおーーーー!!(え!? どうなるんですか??? わーー!!)」 「ええと、これは……ははぁん、怪獣の右足が消失している。つまり、僕だけ分離した、というわけですか。」 「でゅわ!(古泉くん! やっつけて!)」 「僕が分離したことによって怪獣全体が崩壊するわけでなく形を保つ。よく出来てます。」 「でゅ・わ!(こ・い・ず・み・く・ん!)」 「と、いうことは機関の皆さんがフォーメーションを変えることによって怪獣の体系は維持される、違いますかっ!」 「でゅわー!!!!!(コラー!!!!)」 「なるほど。」 「……(……。)」 「有希、あたし思うんだけどさ、古泉くんって理屈っぽいわね。」 「っぽい。」 「でゅわ!(キョン! あの怪獣をやっつけなさい)」 「俺かよ……。どうすっかなぁ。」 「でゅわ!! でゅわわ!!(何やってんのキョン! 早くやっつけなさい!)」 「って、どうやって戦うんだよ!? ん? 俺はハルヒに呼ばれているからここにいるわけだが、 俺を呼び出したのは『涼宮ハルヒ』なのか? 『ウルトラセブンハルヒ』なのか? 俺はこの世界があることは古泉と長門によって事前に知っている。 しかしハルヒは俺がこの世界を知っていることを知っているのか? 今ここには長門流にいうと『涼宮ハルヒ』という個体は存在せず、『ウルトラセブンハルヒ』しかいない。 ウルトラマンの世界ではウルトラマンは正体を隠している。それをハルヒは知っているのか? それによってこの世界がどう動くかが変わるということになる。 例えばここで『おいハルヒ、何しやがる』と叫んだとしよう。ハルヒはどう動くか? 『でゅわでゅわ(バカキョン、早くしなさい)』とか 『でゅわわ(カッコいいでしょ)』とかいうならある意味安心だ。俺も遠慮なく文句が言える。 まてまてまて! なんで俺は『でゅわ』の内容がわかるんだ? 明らかに耳に入る音は『でゅわ』なのに、ハルヒが言っている内容が分かっている。どういうことだ? 確かに今さっきあいつは『でゅわ!! でゅわわ!!』しか言っていないのに 『(何やってんのキョン! 早くやっつけなさい!)』と言っていることがわかった。なんでだ? ちくしょう、疑問符だらけだな、クソッ。とりあえず保留だ。 もう一つの可能性、俺を呼び出したのが『涼宮ハルヒ』ではなく 『ウルトラセブンハルヒ』である場合も考える必要があるだろう。 『でゅわわ!!(なんであたしの正体知ってるのよ!?)』となると下手するとこの世界は崩壊するかもしれない。 いや、このけったくそ悪い閉鎖空間が潰れるのは問題ない。いつも暴れるだけ暴れて勝手に潰れるんだからな。 ……勝手じゃないな。古泉達が潰しているのか。まあいい、そうじゃなくて俺たちが住んでいる世界の方だ。 現に俺は2回崩壊しそうになった現場に居合わせている。1回は長門がやったことだが。………」 「……(……。)」 「彼は理屈っぽい。」 「有希もそう思う?」 「キョン、こっち来て説明しなさい。」 「な、なんだ? 俺、何かしたか???」 「え、キョンなんかしたの? この、白状しなさい!」 「何にもしてねーよ。 で、なんだ?」 「こいつなんで角生えてるの?」 「タロウだな。」 「タロウ?」 「『ウルトラマンタロウ』。『ウルトラの父』と『ウルトラの母』の子だ。」 「父と母がいるの!? そうか、そうよね。親くらいいるわよね。で、なんで角付きなの?」 「父譲りなんだろ。」 「父親も角生えてんの!?」 「お前の目の前にある箱はなんのためにあるんだ? 検索してみろ。」 「ウルトラマンハルヒにカチューシャが装備された。」 「黄色のリボン付きか?」 「黄色のリボン付き。髪型もらしく再現された。」 「……胸は?」 「胸? 普通のウルトラマンと同じ。」 「そうか、まだまだだな。……すまん長門、俺、何かしたか?」 「『ウルトラの母』っておっぱいあるじゃない!? なに、エロ!? 大きなお友達向け!?」 「この時代のアニメは巨大ロボでもおっぱい持ってるからな。」 「ロボットにおっぱい!? 完全にエロじゃない!」 「一応ミサイルという設定だが。まあ作者が作者だからな。それについてはエロで間違いないだろう。」 「やっぱりエロじゃない!」 「俺がエロみたいじゃないか。で、ウルトラの母のおっぱいがどうした?」 「えと、何のためにあるの? 視聴率対策?」 「つーか、お母さんならおっぱいがあって当然じゃないか?」 「そか。」 「ウルトラマンハルヒに胸ができた。」 「おっぱい?」 「おっぱい。」 「……あいつは恥ずかしいという意識がないのか? なかったよな……。」 「………。! また朝比奈みくるが召喚された。姿はバニーガール。」 「………そうだったな。基本的にあいつはエロ好きだったよな……。」 「キョンくんありがとう。ミクルビームで倒せちゃいました。」 「本当にビームが出たんですね……。」 「でもウルトラの母ってなんであんな格好してるの? みくるちゃんとおんなじ趣味?」 「朝比奈さんじゃなくてお前の趣味だろ。」 「実質はエロで視聴率稼ぎでしょ。設定は?」 「……。そうだな、ウルトラの一族はマッパだ。」 「全裸!? 露出狂!? 変態じゃない!!」 「怪獣も全裸だろ? 犬、猫、魚、みんな服を着ていないじゃないか。むしろ服を着ている人間が邪道だ。」 「! ……。」 「す、涼宮さん、ご依頼の『ウルトラマンタロウ』と『ウルトラマンA』のビデオが手に入りましたが。」 「あ、ありがと。でももういいわ。ごめんね、せっかく用意してもらったのに。」 「そうですか。わかりました。」 「どうしたハルヒ? あれだけハマってたのに?」 「んんー、なんか飽きちゃった。」 「長門、ハルヒはどうしたんだ?」 「……よくわからない。とにかく危機は去った。」 「? まあ解決したならいいが。」 「朝比奈みくる、あなたには教えておく。あの日、ウルトラマンハルヒは閉鎖空間に全裸で現れた。 サイズはウルトラマン、姿は涼宮ハルヒのままで。」 ウルトラハルヒ 完